長州閥 (木戸孝允)中心。維新政府、陸軍など。大鳥・本多中心で箱館政権。
連載作品
逝く者、いくもの 箱館物語
未開の地「蝦夷地」の箱館病院に治りかけの労咳の患者が一人。高松凌雲の手伝いをしている。その名は小五郎。土方歳三の友と言うがその素性は誰も知らない。
小五郎が見た「箱館戦争」の話。鷲の木上陸から五稜郭陥落、大鳥ら搬送までの全容。メインは大鳥・土方・本多など。
2017/3/7 更新 ・・・ 最新29章は【こちら】から
逝く者 いくもの 本編以外
逝く者 いくもの 前章 前編 2020/8/11 2章 更新。最新版は【 こちら 】から
明治政府 (長州閥木戸中心) 短編 【新政府(長閥中心)登場人物紹介】
木戸さんとしげの兄さま 全1幕
8/11誕生祝作品。帰国した木戸は、団員の家族に近況を伝え歩いていた。その中で永井しげの兄だけ見つからなくて。
狐の嫁入り 全1幕
5/26追悼作品。松子こと幾松と桂小五郎の出会い話とその後の明治の日々。
花攻撃 全1幕
新暦の誕生の8/11だが、いつも通りに日日は過ぎるのだが、大久保が芙蓉の花を送ってきて。
お雅と桂さん 全1幕
明治4年。参議復職のため東京に戻る際に、木戸は高杉の妻雅と遺児梅之助を伴っていた。
温泉に連れていって
全1幕
明治六年洋行より戻った木戸は政府より距離を置くために東京を離れることにし、山県に温泉に連れて行ってと誘う。
策士木戸孝允
全2幕
明治六年の政変。病床で廟堂に出なかった木戸公の裏からの策謀を描く。木戸は温泉療養のため策謀を練るのだが。
僕の青空
全1幕
明治十年五月二十六日。折しも雨が降る中、伊藤博文はひとり打ちひしがれた思いで歩き、旧近衛別邸の門をくぐる。
花火彩る帝都の空
全2幕
隅田川花火大会。長州五人は井上馨のボロボロ馬車に乗って花火を見にいくことに。賑やかな五人の御出掛話。
野にあらば
全5幕
もっと自由に、もっと・・。参議木戸孝允が「自由」を求めて打った一手は長州閥を崩壊させるものだった。
藤の花の夢
全3幕
木戸はとある廃屋に咲く藤の花を目にする。その日から藤の花を見に通い、藤が見せる一瞬の幻想に心を奪われ。
会いたい、から
全1幕
佐賀の乱より戻った大久保に木戸は微笑みながら「殺してください」と囁く。珍しく狼狽する大久保へ挑発する木戸は。
月はなく、花もなく、雨フル宴
全2幕
木戸・伊藤・井上・山田により山県有朋誕生宴が開かれる。それぞれの贈り物とそれぞれの関係の物語。
風は天を翔け、地に贈る
全1幕
水無月26日。天より届けられる言の葉を、木戸は追いつつも幼馴染を偲んで静寂の中で過ごす。染井別邸での一時。
光あふれるこの国に
全2幕
明治十年皐月。京都で倒れた木戸は明日をも知れぬ病床の身。最期に木戸が望むもの。妻松子との一時の望み。
江藤新平の長州閥観察日記
全1幕
長州閥というものを理解するため、長州閥の中に入って観察しようとした江藤新平だったが、騒動に巻き込まれ。
雪に映える懐影
全3幕
大正11年古稀庵。原敬首相暗殺の翌日より寝込んだ山県は、病床の中、雪に映る面影は懐かしい人たちのもので。
月下に咲く冬椿
全1幕
佐賀の乱に出征した大久保が東京に戻る。その帰りを待っていた木戸は、いつものように大久保に辞表を叩きつけた。
月と陽の指輪
全4幕
明治4年8月20日。顔色を青くし退出した木戸を探す山県は、桜の大樹の下で一人太陽を見つめる木戸を見つける。
心哀旅
全4幕
ある冬の日の哀しい子猫と晋作ととある老人との思い出話。明治の世での誕生日に贈られるお花に対する心の話。
やさしさとよわさ
全1幕
参議辞職後の伊藤の木戸に対する思いと、木戸の伊藤に対する覚悟話。
大喧嘩
全1幕
明治三年。大久保利通は長州閥の人間に対し違和感と理解に苦しむ「異人種」だという思いを抱いていた。
葉桜香る季節に
全1幕
仕事場の窓より葉桜を見つめるだけで、情緒不安定になっていく木戸公。そこに不意に大久保が訪ねてきて。
手と手の間の壁
全1幕
廟堂の廊下の隅でうずくまる木戸を偶然見つけた大久保。その木戸の横には木戸を支える山田顕義がいるのだが。
雨の日の不協和音
全1幕
明治8年4月。あ参議に戻った木戸と山県は主義をもって口論となる。がその日は約束でもあり料亭に食事に赴くことに。
継承
全2幕
明治6年。木戸と岩倉の勧めで参議に就任した伊藤に、木戸は一つの贈り物をする・・。
長州閥による雑談
全1幕
長州閥7人による木戸公争奪戦。仮論「木戸さんが女性だったらどうする」の議論に白熱する長州の人々!
疵
全2幕
木戸は襲撃を受けた。だがその男は「桂」と木戸を呼び、手を差し出すのだ。微妙に探偵事務所vol2とリンクする話。
追憶 - 思い想う -
全2幕
木戸が政府の参議になって間もない頃。わずかなことで涙を流し情緒不安定な木戸に苛立ちや不安を感じる長州閥。
必要のない・・・
全1幕
明治10年。京都で最後の時を迎えることを望んだ木戸の思いつめた一日。
かの幸なる夢の中
全1幕
明治10年。京都で病に倒れた木戸公が縁側で見たひとつの夢。晋作、秀三郎と微笑みながら語りかけるが。
花の下にて
全1幕
明治7年4月22日。桜を見ようとはしない木戸のために、伊藤が一計を企てそのダシに山県が使われる。
ある宴にて
全1幕
明治政府高官が集まっての宴での席での話。ブラック木戸孝允登場! 黒田との例の逸話の1幕。
人形になった参議
全5幕/外伝2幕
天才医者林東吾の新作の薬を飲んでしまい、見事ミニ化してしまった木戸。四寸参議の小さな廟堂での冒険話。
鳥尾の仲間たち 全3幕
かつての朧月夜の春の宴は仲間たちと共にあった・・・。あの時から二十年が経過し長州閥と対決姿勢を貫く鳥尾だが。
朧月夜の誕生日 全2幕
4月22日、山縣はこの日が毎年憂鬱でならない。いつからかこの日には地獄の宴が催されるようになってしまった。
幸せと寂しさ
全1幕
井上が幸せ何かと考えだし失った友を思い「寂しい」と伊藤に口にする。長州三尊+大鳥+本多の幸せって何?話。
伊藤と井上 -憲法の章-
全18幕
明治21年。枢相伊藤博文は私擬憲法創作に絡む集会を取り締まる。井上馨は伊藤の強引さに危惧を抱くが。
長州四天王
全1幕
時は明治7年12月。早くから、山県の自宅に山田が駆けこんでくる。お神酒徳利の二人が何かをやらかしたようで・・
馨る桜を愛する女
全3幕
明治6年。伊藤のもとに届けられた親友井上馨からの絶叫の手紙がことの始まりだった? 井上天敵中井弘登場。
終わりの恋情
全1幕
明治20年代。首相を退陣した山縣の気がかりは妻友子の病状のことばかり。妻に対する思いをようやく認識する話。
児玉源太郎という男
全1幕
山県閥に片足踏み込みながらも、もう片方は違うところにある男児玉源太郎は、毒舌で悪戯好き。
黒田清隆、山田顕義に手紙を送る
全1幕
陸軍卿室に山田顕義が怒り心頭で駆け込んできた。対応するはめになった山県に、山田は一通の手紙を差し出す。
副官
全1幕
明治7年。陸軍少佐乃木希典は陸軍卿付となる。友人児玉と乃木から見た山県の姿。
椿山荘
全2幕
西南の役より戻った山県は目白台の椿山と称される広大な土地を購入し、自分好みの日本庭園を築いていく。
犬猿の仲
全1幕
日清戦争前の伊藤と山縣の話。物を投げつけたりけなしたり、これも山縣と伊藤のコミュニケーション。
この夜の降る雪は
全1幕
明治18年。雪降りし東京にて山田顕義が昔馴染みたちを訪ね歩く。山県や井上に亡き木戸に対する思いを語る。
皐月十四日
全1幕
明治11年5月14日。大久保は普段と変わらぬ日常の中にいたが、珍しく馬車の中でかつての同僚のことを思い出す。
かの日の写真 董子編 全10幕 『登場人物紹介』
明治初期。小野小町と深草少将の「通い小町」をモチーフ。伊藤侯主催の舞踏会に招待された旧旗本の息女董子は、
英国の青年と出会い、ワルツを踊る。そんな中、兄の会社が危うくなり・・・。伊藤夫妻が出てきます。
かの日の写真 薫子編 全12幕 『登場人物紹介』
明治中期。董子の娘薫子の物語。幼馴染で隣家の野々村伯爵家に嫁いだ薫子。初恋の相手である夫はされど薫子には冷ややかで。 夫への愛憎と、薫子を思慕するかつての書生との小さな恋のお話。